初めてフリーランスになるにあたり準備や手続きをした事をメモしておきます。
収入を得る為の話は割愛しますが。。。

開業届

開業freee(マネーフォワードとか他にも選択肢はある)で作成し、e-Taxで電子申告しました。
作成は簡単だったものの、e-Taxはアプリ入れたりで手間取りました。
事前にマイナンバーカードとカードリーダーが必要です。

開業freeeは無料で使える。
完了後、軽い気持ちで、会計freeeお試しリンクを押したら、即お試し30日が開始されてしまった。
マネタイズポイントは会計なんでしょうね。この辺は後の確定申告準備で記載します。

e-Taxの欠点は受付印がない事。
受付完了はメールでは来ないので、e-Taxにログインして、メッセージボックスで確認および画面キャプチャーを取りました。
金融機関等に、開業届の証跡を出す場合に必要になるとの事なので保存。

事業開始等申告書

これも必要でした。Excelに記載・印刷して郵送。
東京都の場合、15日以内とありますが、罰則はないらしい。
確定申告で、税務署から都税事務所に連携されるので毎年の申告は不要で、事業税の請求が来るらしい。
開業届も連携してくれれば良いのにと思ってしまう。

事業を始めたとき・廃止したとき | 東京都主税局

健康保険と年金

他でも出来るかは分かりませんが、前職で加入していた関東ITソフトウェア健康保険組合(ITS)では、2年間任意継続出来るという事で、国民健康保険よりもメリットが多そうなので、継続する事にしました。
ITS加入のメリット | [ITS]関東ITソフトウェア健康保険組合

手続きは郵送して、納付書(一緒に保険証も)が来たら振り込むだけなので簡単でした。
資格喪失日から20日以内に到着しないと継続できないので注意。
と資格喪失日の前日に発送しましたが、なかなか来ず。
どうやら在籍していた会社から書類が届かないと手続きが進まないようでした。(電話で確認)
手続き方法 | [ITS]関東ITソフトウェア健康保険組合

年金は第2号被保険者(厚生年金)から第1号被保険者(国民年金)への切り替える必要があります。
役所に退職日が分かる書類を持って行って手続きしました。
が、行き違いで郵送でも送られてきたので、待って郵送の方が楽だったかも。
ただ、iDeCoの種別変更(早めに掛金を上げたかった)に必要なので、早めの方が良さそう。

あと、年金は健康保険とセットの事が多いので、任意継続している事も伝えて手続きしました。

追記:任意継続期間の2年が経過しました。

2年間が経過する前月に、ITSから資格喪失(予定)の通知が届きました。(親切)
資格喪失日前に、区民事務所に行きましたが、
 国保への加入は、間違って使わないように事前にはできないとこのと。

手続きには、資格喪失通知とマイナンバー(家族のも)が必要。
家族全員分の身分証(マイナンバーカード)を持参して、その場で保険証を受け取れました。

ITSの保険証を返却。資格喪失後、4日に返却用封筒が届きました。
この辺の対応は保険組合によるかも。返却は必須と思いますが。

iDeCo種別変更

元々、給与からの天引きではなく、口座引き落としにしていたので、
加入者被保険者種別変更届(第2号被保険者用)の提出でOK。掛金の変更も一緒に行えます。
iDeCo加入者・運用指図者の方へ|iDeCo手続き関連|iDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)【公式】の「加入資格の状況に変更があった場合の手続きについて」

運営管理機関は申込時に手続きをした金融機関等で、管理画面からログインして確認しましたが、
私が申し込んだ所は、電話で問い合わせて、書類を郵送して貰って、返送で完了しました。
中旬頃に返送しましたが、翌月下旬の引き落としから変更されると良いな。
→ 翌々月(6月)下旬から変更さてました。

確定申告準備

先ずは、意図せずお試し30日が始まってしまった会計freeeを試してみました。
クレカ連携に手間取りましたが、使いやすそうな感じ。ただ、お試しが終わるとデータが消えて行くらしいので、即有料プランに変えないとダメそう。
あと、一部のクレカは連携してないようで使えない。弥生でも同じだったので連携先が解放していないと思われる。

マネーフォワードは試さなかったですが、登録できる明細の数は限られるものの科目毎に纏めて登録して、無料で使い続けている賢者もいるようです。

1年無料キャンペーンをやっていた弥生青色申告に落ち着きました。以前居た会社で取引があったので親近感もありますが。
口座やクレカ連携は、スマート取引連携で設定して、連携するを選ぶと取引に登録されます。最初は手間取りますが、慣れると簡単。
ただ、連携は週2回の夜間バッチでやってそうで、リアルタイム性はないのと、そもそも確定しないと対象にならないので、翌月に仕分けする感じになる。
この辺は他社でも同じで、確定しないと修正が必要になるので、リアルタイムである必要はなさそう。

どこを使うにしても、開業費を一覧化して合計額の登録と、固定資産を洗い出して登録は節税の為に必要になります。
あと、家事按分を決めておく。税務署から聞かれたら説明できるようにルールを明確にしておきます。

複式簿記をどう付けるか?勘定科目そうするか?で迷う事もありますが、
今の所、検索で見つかっていますので、サポートなしのプランにしています。

Tips: 売上は小さい方がいいので、振込手数料のキャッシュバックは雑収入にせず、貸方で振込手数料として相殺するのが良さそう。

Tips: 貸倒引当金は貸倒の可能性が低いかつ、1年目が年の途中の場合は2年目以降に入れる方が良さそう。

事業用口座やクレカ

事業用口座の準備。普段使っている口座とは分けた方が管理が楽そう。
ATMで入出金するより、振込の方が楽だし、証跡が残るので、無料回数がある所がおすすめ。
新規で作っても、既にあるのを使っても良いと思います。

事業用クレカは個人的には不要かなと思いました。
計上と引き落としのタイミングが違うので、買掛金にして、後日、振替になるのかな。
事業主借にして、請求日に計上する事にしました。その年の支出になるのは変わらないです。
事業以外のも混じりますが、そもそも家事按分がある請求もあるので、仕訳は必要になります。

事業用現金も持たない事にしました。
現金出納帳を作るのは会計ソフトがやってくれるので良いのですが、事業主借・事業主貸に計上する方が楽そうです。
私の場合、お財布を分けないので、実態とも合ってそうです。

税金

個人事業主で増えるのは消費税と事業税かと思います。
消費税は2年前の売上が1,000万円を超えた時なので、まだ先の話なので頭の片隅に入れて置く。
課税対象になるタイミングでLLC(合同会社)作る人もいるらしいですが、手間や税理士報酬とか考えるとどうなんでしょう。
事業を大きくして、設立したいですね。

事業税は業種や契約により対象外の場合があるそうです。
受託契約は対象、準委任契約は対象外。要は事業として成り立っているかという事らしい。淋しいような嬉しいような。
後から確認の上、請求されるらしいので、仕訳の摘要に契約内容を記載して置くことにしました。
お互いに手間が掛からないように考慮しておくのが良さそう。

小規模企業共済加入

一般の給与所得者にはない控除項目が小規模企業共済です。
加入シミュレーション|小規模企業共済(中小機構)

年金みたいなものですね。
利回りは大きくないですが、所得税控除が大きそう。
解約しなければ元本割れもなく、廃業や会社設立した時にも受け取れそうです。

昨日4/30に手続きをしてきました。
委託機関(引き落とししたい金融機関)の支店に電話して、取り扱いがあるか確認して、出向きました。
ご親切に申込書を郵送してくれたので、記載して持って行きスムーズに手続きできました。
下旬に存在に気付いて、4月申し込みにしたかったので、急ぎましたが、余裕があれば、資料請求して、金融機関に持って行くのが良さそうです。

1年分を今年の対象にしたかったので、6ヶ月前納を選びました。
急いだけど、4月開始になるかな?
→ 4月開始で、6/18に6ヶ月分が引き落とされました。

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